愛と霊の世界

愛憎のき霊がもたらす恐怖について

ある男性相談者から聞かされた「色難」の悩み

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今回のテーマは、男女関係に関わる愛憎がもたらす生き霊の恐怖、およびその回避法です。生き霊に関する話はこのコーナーでもたびたび取り上げていますが、つい最近お受けしたご相談の中に恨みの生き霊が関わって深刻なトラブルに遭われた方おられました。示唆に富む話なので、ひとつの典型的実例としてここでご紹介させていただきたいと思います。

俗に「色難」という言葉があります。色事における難事、つまり男女関係のトラブルで何らかの被害、損害を被るという意味ですが、多くの場合は男性に対して使われています。女性関係のいざこざで、仕事や家庭、金銭、社会的な信用を失ったり、時には刃傷沙汰に発展して身体的被害まで受けたりなど、様々な含みを持って使われますが、つい最近、相談に乗らせていただいた方も、開口一番、この言葉を使われました。

「まさに今、色難としか言いようのない目に遭っています。呪われているに違いないと思い、ご相談しました」と、今年35歳になるAさんは、電話越しに悲痛な声でそうおっしゃいました。Aさんは男性です。都内の中堅企業に勤めるサラリーマンで、離婚歴があり、別れた奥様との間に子供が独りおられるという経歴の方でした。電話占いのお客様で30代の男性というのは珍しいので、どこで当方のことをお知りになったのですかとお訊ねしたところ、「別れた妻から、是非に勧められました」とおっしゃいました。

以前、元の奥様が当鑑定所にご相談いただき、対人関係のトラブルが解決できたとのことで、その際に所属霊能者の中に浄霊や除霊ができる者が多いとお知りになって、元のご主人に「一度、悩みを聞いてもらって、解決を図って欲しい」と強くおっしゃったそうです。

相手と別れたその日から不可解な現象が頻発、瞬く間に不幸のどん底へ…

浮気

事の発端は、別れ話。彼は趣味を通じて知り合った同年代の女性との関係を終わりにしたのです。当時、その女性はすでに配偶者がいたそうですが、Aさんとの関係に本気になり、離婚するから再婚して欲しいと真顔で言うようになってしまったそうです。それを重荷に感じたAさん側から、最初はソフトな感じで別れ話を持ちかけたとのことでした。

しかし相手の気持ちは全く変わらず、そのうちに追い詰められるような雰囲気になっていきました。「主人に告白して、貴男に対して慰謝料を取らせるよう仕向ける」とまで脅されました。怖くなったAさんは正直に「お互い遊びの関係のつもりだった」と心の内を伝えたのですが、彼女はさらに逆上し、室内の台所から包丁を持ち出して迫ってきました。幸い彼は武術の心得があり、手に掠り傷を負いながらも何とか難を逃れ、「このことは警察沙汰などには絶対にしないので、どうか心を鎮めて別れて欲しい」と逆に頭を下げました。もう気持ちを繋ぎとめる手段がないと諦めた彼女は、「絶対に許さない。一生、呪ってやる」という捨て台詞を残して、Aさんの部屋を去っていきました。

そしてそのすぐ翌日から、Aさんの身辺に異変が起き始めたのです。最初に生じたのは仕事のトラブルでした。担当する取引先の関係者から身に覚えのない言い掛かりをつけられて、瞬く間に取引が縮小へ向かいました。それを知った上司は当然ながら烈火の如く怒り、Aさん側に全く落ち度がないにもかかわらず、「土下座して、相手の靴を舐めてでも以前の取引状態を復活させろ」との厳命を下しました。

仕方なく再度アポを取って相手側へ出向いたところ、新たに別の担当者が現れ、何故このようになったのかを説明されたそうです。「前の担当者のHがね、偶然、休日の街角で貴男のこと見掛けたらしいんですよ。それで近づいて挨拶しようとしたら無視されたと言うんです。しかも、その時に貴男は女の人と2人連れで、その女性に対して彼のことを『こいつは無能な男だから、こっちの言う通りに何でもやる』と嘲笑った、っていうんです。むろん話を聞いた時には、コイツ大丈夫なのかと思いましたが、元々、Hはうちの社長の甥として縁故採用で入った男なので、社内で腫れ物扱いされているんです。それで、幻覚でも見たのではないかとたしなめる人間もおらず、このような仕儀になりました」と同情をこめて、教えてくれました。

もちろん、Aさん自身にも全く身に覚えのない話でした。指摘された日の日曜は久し振りに息子を連れて、郊外の遊園地へ遊びに行っていました。Aさんは自分と一緒にいたという女のことが非常に気に掛かり、その容貌や特徴を知りたいと言ったのですが、折を見てそのうちに本人から訊き出してみます、と曖昧にかわされました。

息子に襲いかかってきた謎の女、さらにリストラ勧告、交通事故

息子

納得いかないまま社へ戻り、再び上司からの罵詈雑言の叱責を受けて悄然としていたところに今度は突然、元の奥さんから連絡が入りました。小学5年になる息子さんが、通り魔の被害に遭ったというのです。幸い怪我などを負うようなことはなかったそうなのですが、本人は酷く脅えてしまい、警察へ被害届を出して戻って帰宅後、急に熱を出して寝込み、今もうわ言を発しているのだと…。具体的に何と言っているのだとAさんが訊ねると、「鬼婆が来る。目が真っ赤な鬼婆が追いかけてくるって、ずっと呻き続けているの。どう考えても変だから様子を見に来て」と懇願されました。

退社後、真っ直ぐに元妻の実家へ飛んで行き、息子の容態を見舞ったAさんは、詳しい経緯を聞かされました。それによれば、その日の午後、息子さんが小学校からの帰路を辿っていると、突然、目の前に白い衿に赤のワンピースを着た中年の女が立ち塞がり、何も言わずに頬を張って、腰を抜かしている息子さんに向かって凄まじい形相で笑いかけながら、ゆっくりと歩いてその場を去って行ったそうです。襲われた場所は人通りの少ない寂しい道はあったものの、近隣に人家などはあり、子供の悲鳴を聞きつけすぐに近所の人が集まってきたが、いきなり襲って来た犯人の姿は誰も見なかったらしい、とも付け加えました。(白襟の赤いワンピース…あの女が好んで身に着けていた服だ!)その時、Aさんはすぐ気づいたのです。それが、別れ話を持ち出して捨てたあの女性であると…。

なお、その後もAさんの受難は続き、例の取引のミスを責められて部署替えの上、年内のリストラ勧告を受けました。さらに翌日には、対向車線からはみ出してきたタクシーとの接触事故を起こし、シートベルトを締めてエアバックまで作動したにもかかわらず、むち打ち症を患ってしまったのです。加害者側のタクシーの運転手の証言では、いつものような安全速度で道を走っていたところ、急に目の前を横切る赤い影が出現し、慌ててハンドルを切ってそのまま衝突したとのことでした。その人影は髪の長い女だったとも言っていたそうです。ここに至り、Aさんは決心し、相手の女性との接触を試みました。が、すでに番号が使われていませんでした。どうなっているのか様子を見ようと密かに女性の家へも出向きましたが、ほんの数日のうちに空き家となっていました。

こうした事情を窺った後、電話越しに霊視と除霊をさせていただきました。本人が疑う通り、たしかに元恋人の女性の生き霊に取り憑かれており、短時間でそれを引き離すのは無理だと判断。懇意にしているお寺をご紹介いたしました。その後、密教の加持祈祷により女性の生き霊は無事祓われ、Aさんも以前の調子を取り戻しつつあります。

根が暗い、陰にこもる、執着心が強いなどの性格を有する相手との遊びの交際は避けるべき!

男女を問わず言えることですが、人間誰しもが聖人君子ではありません。時には男女関係の交際で羽目を外したいと思うこともあるでしょう。いわゆる遊びの恋、ひとときのアバンチュールというものです。しかし、その際に気をつけていただきたいのは、自分は遊びのつもりでも相手は本気で愛してくるかもしれない、ということです。

遊びの恋を楽しむ時には、それなりの相手を選ぶ必要があるのです。遊び相手に絶対選んではいけない人物、それは念の力が通常よりも強い人です。性格的には、根が暗くて悲観的、あるいは何かにつけて嫉妬心が強く、特定の人に対しても物事に対しても強く執着する傾向のあるタイプです。こうした人を本気にさせてその心を弄ぶような真似をすると、十中八九の割合で生き霊を飛ばされます。

そしてその負の力が著しい場合には、前述したAさんのケースのように、恐ろしい心霊現象にまでエスカレートすることさえあるのです。とにかく、生き霊のパワーを侮ると大変な目に遭います。これをお読みの皆様も、くれぐれもご注意ください。

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