私は霊と遭遇した! - 愛と霊の世界

愛と霊の世界

私は遭遇した!

霊との遭遇は突然に起こります。私は霊感がないから大丈夫…もしそう思われているとしたら、それは大きな間違いです。人は時として、たとえ生まれつきの霊感が鋭くなくともそれを目撃してしまうことがあるのです。これからご紹介する三人の方々もそうでした…。

霊にも様々なものがございます。もし一生に一度だけ霊を見なくてはいけないというのなら、せめてこちらに悪意を持っていない霊にしてもらいたいものです。

本文最後には、電話占い愛染に所属している霊能者から、霊に遭遇してしまったときの祓いの助言もありますので、どうぞご参考になさってください。もちろんこの文章自体も入念なお祓いを済ませておりますので、お読みになっての霊障は一切ございません。

遭遇体験談

その① 祝福にきてくれた母の霊

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私が彼との結婚を決めたのは、付き合い始めてから2年目のことでした。 彼は、母一人、子一人で育ったせいか、とても母親思いの優しい人なのです。初めて彼の家に行ってお母さんと会ったときも、彼がまめまめしくお茶を淹れてくれました。そんな彼を見て、「小さいときからこの子が家のことを何でもしてくれて。私より料理が上手いくらいなんです」とお母さんが嬉しそうに言っていたことを、今でも思い出します。

「私がいなくなるとこの子が一人になるから、絶対死ねないと思って今日まで来たんですよ。でもやっとこれで安心して死ねます」と話すお母さんが、本当に安心した顔をしていたので、私は思わず、「お母さんも長生きしてくださいね」と言ったことを憶えています。

その日は、彼が料理を作ってくれる間、お母さんから彼の昔のアルバムや小学校の文集などを見せてもらって、とても楽しく過ごしました。しかし、彼の家を訪問してから、ちょうど一週間後、信じられないことに、本当にお母さんが突然脳出血で倒れて亡くなってしまったのです…。

それから半年後、私たちは結婚しました。お母さんに会った翌日に式場を予約していたのですが、彼が、「うちは親類もいないし、おふくろも先延ばしにすると心配するから」と言うので、まだ一周忌も明けていませんでしたが、予定通りに式も挙げました。

その結婚式は、いろいろな意味で、私にとって生涯忘れられないものとなったのです。その日、彼の側の列席者には、彼の言葉通り、親類の人は一人もいませんでした。しかしその分、彼の友人が大勢出席して楽しい余興を見せてくれたので、結婚式は大いに盛り上がりました。

結婚式も終盤となり、私の父が列席者の方々に謝辞を述べていたときのことです。会場は暗くなり、父にスポットライトが当てられていました。私は、父の言葉を聞きながら、暗くなった会場にふと目を向けたのです。すると、会場の扉近くのテーブルに、なんときちんと留袖を着た彼のお母さんがニコニコと笑いながら座っているではありませんか。私の眼はお母さんに釘付けになりました。お母さんは本当に嬉しそうに微笑んで、じっと私たちを見守ってくれていました。私は胸がいっぱいになり、そのうちに涙がぽろぽろとこぼれてきました。どれくらいの時間そうしていたでしょうか。長く感じましたが、実際は一分ほどだったのかもしれません。父の話が終わって会場が明るくなると、お母さんの姿は消えていました。

私は今、ハネムーンベイビーを授かり、子育てで大忙しです。結婚式でお母さんを見たことは、主人には話していません。彼は霊などを信じる人ではありませんし、彼を喜ばせるための作り話だと思われると嫌だったからです。でも今度、お母さんのお墓参りに三人で出かけたときには、思い切って話してみようかな、と思っています。
(長野県長野市・松本絹花さん)

その② 亡妻の棲む家

思い出しても背筋が寒くなるような私の体験談を聞いてください。それは半年前のことです。 私は、奥さんと死別したという男性とお見合いをして、お付き合いを始めていました。彼は、誰でも知っているような一流企業に勤めており、年齢は46歳でしたが、子どももおらず、38歳で初婚という私には、とても条件の良い結婚に思えたのです。あちらも私のことを気に入ってくれて、何回かデートを重ねるうちに、お互いに結婚への意識が高まっていきました。そして、付き合い始めてからちょうど一か月ほど経った頃、ついに彼が家へ招いてくれたのです。

私はここぞとばかりに高級食材を買いこみ、おいしい料理を作っていい奥さんぶりを彼に見てもらおうと、意気込んで出かけました。彼の家は、世田谷の高級住宅街にある大きな一軒家でした。前の奥さんが住んでいたのかと思うと、あまりいい感じはしませんでしたが、もし自分がここに住めたら…と考えるだけで、うっとりするような気持ちになったことも確かです。家の中も、センスの良い見事な調度品で統一されており、想像以上していた以上にセレブな彼の生活ぶりに驚かされました。でも今になって考えると、その家具もカーテンも絨毯も、亡くなられた奥さんの趣味だったのだと思います。

私は、さっそく台所を借りて料理にとりかかりました。当然のことですが、彼の家の台所には、鍋もフライパンも包丁も食器も何もかも揃っており、台所に立っていると、どうしても前の奥さんのことを考えずにはいられませんでした。そして包丁で野菜を刻んでいたときのことです。

私は、突然自分のすぐ後ろにスゥーッと人が立った気配を感じたのです。目の端に、後ろからそっと伸びてきた白い手が映りました。私はてっきり彼が手伝いに来てくれたのかと思い、笑いながら振り返ったのですが…。そこには誰れもおらず、台所からずっと先の、居間のソファに座っている彼の姿が見えました。私は冷水を浴びせられたように全身が凍りつき、斜めに振り返った態勢のまま、身じろぎひとつできませんでした。さっきの白い手…そうです。あれは、決して男性の手ではあり得ない…。そう思った途端、私は、彼にどう言い訳したのかも覚えていないほど慌てて、作りかけの料理を放置したまま、彼の家を逃げるようにして後にしたのです。

それから何度か彼から電話が来ましたが、一切出ませんでした。友達からは、あんなに乗り気だったのにどうして?と不思議がられましたが、あの人との結婚がどんなにセレブ婚だったとしても、あの家には絶対に住めません。あの家には、今でも前の奥さんが棲んでいるんですから…。
(東京都渋谷区・高林芙美子さん)

その③ 犬に助けれられた私

私の体験を聞いてください! あれは多分、霊だったのだと思います…。
生まれて初めて、死ぬほど恐ろしい思いをしました。 私は、今まで霊など見たことも感じたこともなかったので、一度ぐらい見てみたいなと思っていました。でも今では、二度と見たくないし、霊に遭遇するなんてまっぴらです。

私が、霊に遭ったのはつい一ヶ月前のことです。いい年をして恥ずかしいのですが、夜中に急に口寂しくなり、近くのコンビニへお菓子を買いに出かけました。その帰り道、急にポツポツと雨が降り出し、夜は滅多に通らない川沿いの道を通ったのです。
なぜなら、川沿いの歩道は桜並木になっており、降り始めの多少の雨なら濡れずに済むと考えたからです。 コンビニの袋を提げて足早に歩道を歩いていると、前方の橋の真ん中に人が見えました。欄干に両手を掛け、身を乗り出すように下を覗き込んでいるようでした。街灯があるのに、その人はまるで墨で塗りつぶしたように真っ黒なシルエットになっており、私は、その人をよく見ようと目を凝らしました。

するとその真っ黒な人影は身を起こし、こちらを向いたのです。私に向けられたその顔も真っ黒で、何も判別できませんでした。私は全身が総毛立ち、「見てはいけないもの見てしまった」と思いました。するとその人影は、なんと私の方に身体を向けたまま、平行移動するように動いて、橋のこちら側までやって来たのです!
私は反射的にクルッときびすを返し、もと来た道を猛ダッシュで走りました。どうしよう、と思ったそのとき、犬がものすごい勢いで吠え、その瞬間、私を追ってきた気配もパッと消えたのです。私が驚いて立ち止まると、前から歩いてきた犬を連れた男性が、申し訳なさそうに、「すみません、いつもは吠えない犬なんですけど、何かこの道通ると吠えちゃって」と言って通り過ぎていきました。

どうやらその犬が吠えてくれたおかげで助かったようでした。その後、私は何とか大通りまで出て、雨の中をよろよろとマンションまで帰ってきたのです。雨に濡れたせいか、翌日から二日間熱を出し寝込みました。あのとき以来、川沿いの道は昼間でも通っていません。それにしてもあの犬は、あんな時間によくあの道を散歩していてくれたものだと思います。あのとき、もしあの犬連れの男性が来なかったら…そう思うと心底ゾッとします。
(千葉県千葉市・石田さゆりさん)

愛染霊能者より霊に遭遇してしまったときのワンポイントアドバイス

普通に生活していれば、特別な霊感でもない限り、霊に遭遇することなど滅多にあるものではございません。ただ、ごく普通の方でも、時として霊との波長がぴったり合ってしまうことがあるのです。そのようなとき、どのように対処したらよいのかについて霊能者の立場から少々お話しさせていただきます。

見えても見ないふりするのが一番

何かの拍子に霊が見えてしまった場合、自分から距離が遠ければ、まず気付かないふりをしてください。「いるっ」と思った瞬間に気を散じるのです。とにかく見えてしまった霊に意識を集中しないで、見えていることを霊に気取られないようにすることが大切です。霊障を及ぼすようなものであれば、必ず波長の合う人間を探していますから、霊の方から「自分が見えている」と思われてはいけません。もしそう思われれば、必ずこちらへ頼ろうとします。

旅館などに泊まって金縛りに遭い、枕元に恐ろしいものが見えてしまったとしても、本当は気にせず眠ってしまうのが一番なのです。このときもやはり、「金縛りだ、どうしよう、どうしよう」と狼狽せずに、却ってその状態に身を任せるようにして全身の気を散じるようにしますと、不思議と眠りに落ちてしまうものです。

丹田に力を入れ、不動明王真言で追い払う

もし霊が目の前にいるような場合や何の前触れもなしに遭遇してしまったら、まずヘソ下の丹田に気合を入れて防御しましょう。それから不動明王の真言を唱えるとよろしいでしょう。
不動明王真言は次の通りです。

◎不動明王の真言

のーまく さんまんだー ばーさらだん せんだー まーかろしゃーだ そわたや うんたらたー かんまん

この真言を唱えるときは、必ず息継ぎをせずに、一息で最後まで唱えてください。声を出す場合は、腹から響かせるようにしてください。声を出せない場合は、意識の中から真言を飛ばすように気持ちを集中しましょう。とにかく霊の姿が消えるまで繰り返し唱えます。 普段から霊を寄せ付けないために、澄んだ音の出る鈴や無精製の粗塩を持ち歩かれるとよろしいでしょう。粗塩は固まってきたら洗面所で流して新しいものに取り換えてください。

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