貴女にも訪れるかもしれない“虫の知らせ”とは - 愛と霊の世界

愛と霊の世界

貴女にも訪れるかもしれない “虫の知らせ”とは

霊感の有無にかかわらず受け取る、精神感応の霊的メッセージを読み解く

『虫の知らせ』―――この言葉を聞いたことはあるでしょうか?
あるいは、“第六感”や“予知夢”などはどうでしょう。厳密に言えば、予知夢は少し意味合いを異にしますが、虫の知らせとは、いわゆる超感覚的な精神感応(テレパシー)と言い換えることができる不思議な意識伝達のことです。

  • 真夜中に目が覚め、急に涙があふれた。その同時刻に入院中の祖父が亡くなった…
  • 学校にいるはずの、娘の声が聞こえたのは、娘が階段から転げ落ちたときだった…
  • 体調も良いのに、身体が火照ってドキドキした。翌日、音信不通の元彼に再会した…

など、まったく自分が意識していない状態のときに、第三者(あるいはペットなどの動物)から霊的メッセージを受けることを虫の知らせと言います。霊感が強い人からそうでない普通の人まで、この虫の知らせの経験者は意外と多いと言います。ただ聞くところによると、霊感の強い人の方が、具体的に何が起こるかのイメージを強く受けることができるとも言われています。とは言え、この虫の知らせ自体は、前触れなく訪れる精神感応です。貴女ももしかしたら、誰かからの虫の知らせを受け取っているかもしれません。単なる気のせいと意識を流してしまわず、「もしかしてこれは…」と受け取ったメッセージを吟味してください。それによって霊質が上がり、霊感が冴えるようになったと言う人もいらっしゃいます。

以下では、電話占い愛染の鑑定に寄せられたお電話やお手紙の中から、虫の知らせに関する実例をご紹介いたしております。相談者の記憶に届き、刻まれたイメージ。そこに霊能者は一体なにを見たのでしょうか。(※氏名などの個人情報は仮名にして、一部加筆修正しております。)

ケース① 元気だった祖父が、急死する直前に送ってきたサヨナラの言葉

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仕事で海外在住ですが、ホリデーごとに千葉の実家には顔を見せています。

この年末年始にも帰省して、両親と妹と弟、そしてお祖父ちゃんと一緒に温泉にも行ってきました。お祖父ちゃんは80歳を超えて、「いつ迎えが来てもえぇわい」と言いつつもいたって健康で、ボケても腰が曲がってもいません。母なんかは、100歳を軽く超えるでしょうと評するくらいです。

私の虫の知らせ経験は、日本からドイツの家に帰って次の日曜日、昼食の片付けをしていたときでした。我が家のペット、犬のゲーテが開いた窓をジッと眺めているのです。声をかけても、お皿に残っているドッグフードを片付けようとしても(普段なら飛び付いてきて、まだ残ってるでしょ、と唸るのに)、まったく吠えないどころか視線を戻しもしないのです。不思議だな、と思った瞬間、洗っていたお皿が力を入れてもいないのに割れてしまったのでした。さらに耳元で次の瞬間、「ワシはもう逝くでの。元気でな」と、ささやくくらいの小さな声が聞こえました。「えっ!?お祖父ちゃん?」それは確かにお祖父ちゃんの声だったのです。そして電話が鳴ったのは、その日の夜でした。

母が言うには、お祖父ちゃんが息を引き取ったのは、夜の9時頃だったとのことです。そう、それはまさにゲーテがなにもない窓を凝視し、私が台所でお皿を割ってしまい、そしてお祖父ちゃんの声を聞いたと感じたあの時刻だったのです(日本とドイツの時差は8時間です)。

こんな話は家族と、よほど親しい友人以外、あまり興味深くは聞いてくれません。でも確かに私はあの瞬間、お祖父ちゃんの声を聞いたのです。生前には海外旅行すらしたことないお祖父ちゃんが、わざわざ遠いドイツの私のところまで、最後に別れの声を聞かせるために来てくれた。私はそう信じています。
(海外・ドイツ 佐藤エリカさんからのお便り)

■先生による回答

これはなんともハッキリした精神感応(虫の知らせ)ですね。確かにお祖父さんが亡くなった時刻、その魂は貴女の元に至ったと言えます。霊体にとっては、距離がどれだけ離れていても問題ではありません。特に血縁の場合、引き合う意識は強く、居場所はすぐに知れ、お祖父さんはエリカさんに最後の別れを惜しみに来たのです。ところでエリカさんは、容姿がお祖母さんに似ていると言われたことはありませんか?お祖父さんは3人のお孫さんの中でも、特にエリカさんを可愛がったことでしょう。どうしてもひと言、お別れを言わずに霊界へと昇るわけにはいかなかったのですよ。

ケース② いなくなって半年、ペットが戻ってくる前触れ

半年前のことです。家で6年飼っていたメス猫のアルファがいなくなりました。
室内と庭で放し飼いでしたので、またフラッとどこかへ気ままに出掛けたのだろうと思い、特に探さずにいました。猫は自由な性格ですし、出掛けても次の日には戻ってくることが何度もあったのですから。しかし3日、1週間、半月と、時間が経つにつれ、帰ってこないアルファのことが気になってしょうがなく、近所に張り紙をしたり友達同士のペットネットワークで遠方の人にも聞いてみたりしました。しかしいっこうに情報はなく、夫も「自分の死ぬところを見られたくなかったんだろう」と言って、3ヶ月が経った頃に後悔を残しながらも捜索を断念しました。

それからさらに3ヶ月、アルファがいなくなって半年が経った頃。家では新しい猫を飼って、寂しさを紛らそうとの話も出ていました。しかし私はどうしてもアルファが、死んでしまったとは考えたくなかったのです。もちろん、アルファが生きている根拠なんてありません。そんなある日、キッチンで後片付けをしているとき、急に足元をなにかが通る感覚がしたのです。それは動物の毛が触れる、柔らかい感覚でした。同時に猫の鳴き声も聞いた気がしたのです。慌てて下を見ましたがなにもいません。扉一枚隔てたリビングにいた娘は、なにも見てないし、なにも聞いていないと言います。でもあれは確かにアルファの気配と声でした。

ちょうどそこへ夫から、目ぼしい猫がいるけどオスが良いかメスが良いか、と電話が入りました。私は夫に事情を話し、新しい猫を連れてくることに待ったをかけました。もちろん、夫は猫の鳴き声なんて聞き間違いだし、いつまでも引きずっているから居もしない気配を感じるんだ、と私の話を真面目に取り合いません。しかし私があまりにも必死に訴えるので、1週間だけ先延ばしにしてくれたのでした。

本当に私の勘違いだったのでしょうか。いえ、実はそうではなかったのです。その晩、アルファが戻ってきたのです。ケガをしている様子もなく、多少汚れた身体に変なにおいもさせつつ。そしてなにより驚かされたのは、アルファがすっかり母親の顔をして、自分そっくりな仔猫を4匹も連れて帰ってきたことでした。
(徳島県徳島市 安藤麻美さんからのお便り)

■先生による回答

まさに虫の知らせの例ですね。動物は人間よりもすぐれた五感とともに、第六感(霊感)も高いレベルで備わっていると言います。今回のいなくなって半年が経ち、旦那さんが新しい猫を飼おうとしているのをアルファは知り、自分はもうすぐ帰ることを麻美さんに伝えてきたのだとわかります。麻美さんの足元に身体をすり寄せてくることも、いつもしていた行為だとすぐにわかりました。あわせて自分の存在を鳴き声でアピールし、自分が帰ることをひと足先に教えてきたのです。

ケース③ 亡くなった方から、家族3人へ同時に届いたメッセージ

あれは私が、大学の夏休みに帰省した初日の夕食時のこと。
食卓を囲む母、弟、そして私の3人は、テレビで7時のニュースが始まった瞬間に「そう言えばE君、どうしてるかね」と3人同時に口を開いたのです。

一瞬、その場の時間が止まりました。それまでE君の話題はまったく挙がっておらず、私は高校卒業時(E君は同級生で近所に住んでいます)に、母と弟は先月に近くのスーパーで、以来みんなまったくE君と会っていないのです。なのにこの、話の流れでもない同じタイミングで、E君の名前が出てくること自体、驚きなのでした。「ちょっとみんなどうしたのよ、気持ち悪いわね」と、戸惑いながらも明るい口調で、母がおどけて見せたのが印象的でした。

しかし、翌日ポストに入っていたのは、E君の告別式の案内ハガキ。母と弟も驚きを隠せない様子でした。昨日のことと急な話に戸惑いながらも、私は告別式に参列し、同じく参列していた同級生に詳細な話を聞くことができました。それによると、E君は母と弟とスーパーで会った帰り道で交通事故に遭い、意識不明のまま入院し、亡くなったというのでした。

私にはまったく霊感というものがありません。母と弟も同じです。しかしあんな風に、3人が3人とも同じ時間に同じセリフを口にするというのは、やはりE君が最後の別れに来たとか、なにかしら霊的な力がそこに働いていたのでしょうか。
(埼玉県さいたま市 戸田伸一さんからのお便り)

■先生による回答

残留の思念を辿り、Eさんの魂と霊界通信によって話してみました。やはり彼の意識が精神感応(テレパシー)として、伸一さん家族に届いたと考えられます。
Eさんはこうも言っていました。伸一さんだけにお別れのメッセージを伝えようとしたけれど、1人のときにメッセージを送っても軽く流されるだろうから、強く印象付く3人同時になるようにした、と。だから伸一さんが帰省するタイミングに合わせて、意識を送ったのでした。

いかがでしたか。みなさんのなかには、同じような体験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。紹介した実例以外にも、数多くの虫の知らせ体験談が電話占い愛染には寄せられております。
しかし具体的にどうこうといった、明確なメッセージを感知できる人は皆無なのもまた事実です。ある霊能者の先生は、「本人たちが“それだ”、と気付いていないだけで、実ははるかに頻繁に超感覚的な精神感応(テレパシー)は起こっており、人の行動や思考に意外な影響を及ぼしている」、と言います。
つまりは表層意識に上らないだけで、重要な意思のやり取りは、四六時中行なわれていると言うのです。いつ貴女も、身近な人からメッセージを受け取らないとも限りませんね。もっとも、ひと口に虫の知らせと言っても、吉兆の知らせと凶兆の知らせがあり、具体的にどんなことが起こる前触れなのか、それが一体“いつ”、“誰に”、“どこで”起こる出来事を示しているのか、はっきりとはわからないものです。人の身体にはいまだ解明されない部分が多く、この超感覚的な精神感応(テレパシー)もまた科学では解明されていないことですから。

今回ご紹介できなかった他の虫の知らせの実例も、折を見てご紹介させていただきたいと思います。もし貴女が虫の知らせを受けたなら、電話占い愛染の霊能者に明確な予知をしてもらうのもいいでしょう。お気軽にお電話ください。

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