出会いの瞬間に発動する因縁 第1回 一目惚れの危険性について - 愛と霊の世界

愛と霊の世界

会いの瞬間に発動する因縁 ①

不倫や略奪愛、三角関係、腐れ縁などが原因で、様々な負の副次作用が引き起こされる泥沼愛の問題……。相談者の皆様からのニーズも高いこの難問にスポットを当て、当鑑定所に在籍する霊能者が無事解決に導いた実例をご紹介いたします。

一目惚れの危険性について

解説監修・千愛霊能者

一目惚れの危険性

第1回では、瞬間的な男女間の引き寄せ現象(一目惚れ)に伴う特殊な霊因縁の発動について取り上げます。今回の解説を担当した千愛霊能者によれば、「一組の男女が一目惚れによって結びつく際には、正負含めて過去世や家系に関わる霊因縁が働くケースが多い」とのことです。

はじめに
泥沼愛のトラブルが起きる時、そこには一定数の割合で因縁・霊障が潜在している

泥沼愛の裏に隠された、様々な霊的因縁を究明するというのがこのコーナーの趣旨です。 私共『愛染』に日々寄せられる、いわゆる泥沼愛についてのご相談内容のうち、常にその一定数に家系に関わる特殊な因縁や生き霊の霊障などが垣間見られるという現状があります。そうした場合、従来のアドバイスと並行して適切な除霊や浄霊などの技法を実施させていただいているのですが、一目惚れが霊界の介在に拠って引き起こされるという事実は、まだまだ一般には浸透していません。

従って恋愛や結婚に伴って顕在化しやすい因縁や霊障現象について、一種の転ばぬ先の杖としての知識を深めていただきたいという思いから、この記事企画を創案いたしました。霊能者の電話鑑定を検討されている方の参考となることはもちろん、もし現在、あなたが抱えている悩みと似通った解決実例が見つかれば、早期に苦境を脱するためのヒントとなるかもしれません。

人の出会いと別れは、すべて因縁の網の目の中で起きる。恋愛や結婚もまたしかり

恋愛や結婚

「人と人との出会いに偶然はない。今世で出会う人々とは必ず過去世でも出会っている」という話を、皆様も一度は耳にしたことがあると思います。これは1980年代に欧米で発祥し、我が国でも一時期、大流行していたニューエイジ系のスピリチュアリズム、その中でもとくにソウルメイトの概念を説明する際によく使われていた言葉です。

「全人類の魂は輪廻転生を幾度となく繰り返しながら霊的成長を遂げていく。その際、特定の過去世において関わり合ったことがある魂同志は、(もし同時期に地上に転生していれば)再び巡り会いやすく、とくに過去生で負のカルマを生じさせてしまった者同士は必然のように再会して、過去の過ちを償い合う立場に置かれる。またその償いのプロセスと自省を通して、新たな魂の学びが得られる」

こうした一連の内容は、ソウルメイトについて説く人々の常套句であったように記憶しています。この稿を書いている私自身はニューエイジというよりは、むしろ日本の伝統的な心霊学の立場にある者なのですが、輪廻転生と人間関係に関する、彼らのこうした基本主張についてはほぼ異論はありません。

実際、親子や兄弟などの肉親関係に始まり、恋愛、結婚、職場、あるいはプライベートの交友に至るまで、あらゆる人間関係で起きる新たな出会いというものは、全て霊界次元に端を発する因縁の発動をきっかけに引き起こされると言っても過言ではありません。より具体的に挙げれば、過去世での当事者同士の因縁、両家の間に横たわる先祖因縁、あるいは生き霊や死霊が仲介する霊障的な作用などが、特定の出会いの機縁を生じさせる原因となるのです。

本稿では主に男女関係において発動しやすい因縁を取り上げますので、その他の人間関係(親子・兄弟・師弟・友人関係など)についての解説は省略しますが、まず全体の前提としてこうした事実があることを踏まえていただきたいと思います。

一目惚れは霊的因縁の為せる業(わざ)

学校や職場での出会い、知り合いや友人からの紹介、あるいはお見合いや結婚相談所を介しての出会いなど、恋人や結婚相手となる異性との馴れ初めは千差万別、人によって様々です。その際、恋愛や結婚全般に見えない因縁の力が働いているというのは前述の通りですが、中でも最も強力にそれが作用するのは、一目惚れをきっかけに恋に落ちた時とされています。

初対面の異性を一目見て、「あ!私はこの相手と結ばれる」という非合理な直感を抱くこと。またそこまで極端ではなくとも、相手の性格やプロフィールも知らないうちから、その容姿や発する雰囲気に強く魅了されるといったことはよくある話で、実際に誰もが経験していることではないでしょうか。

しかしそうした一目惚れ現象を引き起こしている主体が、実は自分自身の意識や意志ではなく、外部(霊界次元)からの働きかけに拠る結果であると言われたら、皆さんはどう思われますか。

後々、泥沼のトラブルに陥りやすい一目惚れ現象

仮にあなたが誰かに一目惚れをした場合、その原因(因縁・機縁)が果たして良いものなのか、それとも悪しき力に導かれたものなのかを事前に判別するというのはなかなか難しいことなのですが、一般に運気が上昇している時期の一目惚れは善霊や善因縁に拠る導きの結果であることが多く、逆に不運期に起きる時には悪因縁の作用に拠る場合が多いようです。以下、実際の鑑定事例に即してご説明します。

【鑑定事例】

「パーティで知り合った魅力的な男性とわずか1週間後に同棲。しかしその後、相手の態度が豹変し…」

相談者 沢木優美さん(仮名)・26歳・神奈川県厚木市

これは昨年の秋、私自身が実際に対応させていただいたケースです。相談者の沢木さんは教育関連の事務職としてお勤めとのことで、初めのうちは発声が聞き取れないほど弱々しく、妙にかしこまった物言いをされていたのが印象的でした。真面目で防御的な性格、あるいは神経質な女性であることはすぐに分かりましたが、いざその口から飛び出した相談事は、そうした事前の雰囲気とはおよそかけ離れた大胆な内容でした。

「実は私、半年前に駆け落ちしたんです」

そう言われてまず驚き、あわてて事情を伺ったところ、彼女は今、それまで住み慣れた実家を飛び出して恋人の男性と同棲中とのことでした。またそもそも2人が知り合うことになったきっかけは、共通の友人宅の庭で開かれたパーベキューパーティだったとも聞かされました。

「そのパーティのホスト役だった友達の旦那さんに、現地で紹介されたのが出会いのきっかけです。お互いに顔を合わせた瞬間、私は彼のことしか目に入らなくなりました。生まれて初めての一目惚れでした。実は同じ頃、結婚前提に付き合っていた恋人がいたんですが、結果的にその人と両親を裏切ることになってしまって、あまりにもバツが悪くて自分の意志で家を飛び出しました」

彼女は出会いの日からわずか1週間足らずで、相手が住むマンションの部屋に転がり込んだそうです。しかし、そこまで思い切った行動を取りながら、今では深く後悔しているという沢木さんでした。聞けば、同棲相手の男性に他の複数の女性の影が見え始めたのだと。

「彼、夜の仕事をしているんです。繁華街にあるショットバーの雇われ店長なんですが、そこのお店、水商売関係の女性客が多いみたいで、私と一緒にいる時にもそういう人たちから連絡が来ることがよくあります。そんな時にはいつも『ただの常連さんだよ』と言い訳するのですが、そのくせ私がいる目の前では絶対にそうした電話には出なかったんです」

しかしつい最近、物陰で常連客の女性の1人と電話で話す彼の姿に偶然出くわし、今までの漠然とした疑惑が確信に変わったとおっしゃっていました。

「それは店長と客ではなく、完全に男と女の会話でした。おまけに私が問い詰めたら、居直るように暴力的な態度を取るようになって…」

話が進むにつれて沢木さんの声は、次第に激高の色を帯び始めました。持て余した怒りと悲しみ、そして深い後悔の念をどこにぶつければ良いのか分からない様子でした。電話越しに聞く側も、(迅速に解決しなくては、取りかえしのつかないトラブルに発展するのでは?)と危ぶんだほどです。

霊視によって明らかになった先祖因縁。最初の出会い自体が恨みの霊に仕組まれたものだった

おおよその経緯を伺った後、いつものように霊視を試みました。そこでまず明らかになったのは、沢木さんの疑惑を裏付ける事実でした。同棲相手の男性の女性関係はこの2人が知り合う以前からかなり乱れており、そのことは本人の雰囲気や言動から事前に察知できたはずなのですが、なぜか初対面の沢木さんの目には、それが魅力的な理想のパートナーとして映ってしまったのです。しかも友人のうちの何人かは2人が出会った直後、「悪いことは言わないから、あの男だけは止めた方が良い」と、その彼にまつわる悪い噂について詳しく教えてくれたにも関わらず、彼女はその忠告を一切無視したという事実がありました。

沢木さん自身、日頃は「石橋を叩いて壊す」ほどの用心深い性格だそうで、そうなるとなおさらこの衝動的な行動は、単なる気の迷いや勘違いということでは説明がつきにくいのです。これは何か霊的な要素がからんでいるとすぐにピンと来て、霊視の範囲をさらに広げたところ、ほどなく苦境の遠因を探り当てることができました。

結論から先に書くと、半年前に沢木さんを恋の暴走に駆り立てたのは、彼女の父方の家系に潜在する特殊な色情因縁だったのです。

因縁の怨霊が意識を操作し、憑依対象に一目惚れの錯覚を植え付ける!?

沢木家の父方の7代前に当たる先祖の1人が、生前に多数の女性から強い恨みを買うような悪行を重ねており、その時の因縁が基になって子孫累々、とくに本家筋の女児に対して強い霊障を及ぼしているというのが、私の最終的な見立てでした。7代も前ですから江戸時代ということになりますが、因縁の起因を生み出した人物は当時、お金目当ての重婚や人買いのような「女性を食い物にする」行為を繰り返していたようです。さらにそれに付随した複数のより具体的なビジョンも見えたのですが、沢木さんのプライバシーに抵触する恐れがあるのでここに書くのは控えさせていただきます。

とくに強い祟りを為していた霊体の数は4体ほどで、そのうちの1体は彼女自身に直接憑依していました。異性関係において本人が誤った判断をするように仕向け、不幸になると分かっている相手に対して一目惚れの感情を抱かせたのも、もちろんこの怨念霊の仕業です。自分が恨んでいる人物の子孫をまともな恋愛や結婚から遠ざけ、不幸と孤独のどん底へ突き落とすというのがあちらの目的でした。

通常の恋愛では相手のことを深く知るにつれて共感と好意の度合いが増し、やがてそれが恋愛感情へ変化していくというプロセスをたどるのに対して、誰かに一目惚れをする時には瞬間的なインプレッションが全てです。しかも「心を奪われる」という表現がふさわしい強烈な意識体験なのでその分、外部の霊体が付け入る隙が生じやすいのです。

なお、鑑定の後半には補足的に彼女の生い立ちから現在までの経緯も訊ねたのですが、10代前半から20代後半まで何人かの男性から悪質なつきまといなどの被害を受けていたことも明らかになり、それら過去の出来事も同じ霊障に起因していることが分かりました。

今回もまた放置すれば、過去と同様、あるいはそれ以上の深刻なトラブルを引き起こすのは疑いのないことでした。そこで上記の霊視結果を伝えた上で「できるだけ早くその男性との同棲を解消し、以後はきっぱりと別れるべきです」と薦め、それと並行して意識の一部を操作している憑霊の追い出し、および因縁解消の祈念なども執り行ったところ、こちらからの助言に対して思いのほか素直に従っていただくことができたという次第です。

現在、彼女は両親と和解して実家へ戻っており、以前の交際相手との復縁も叶いつつあるそうです。今年に入ってそうした一連の報告を伺い、私も安堵いたしました。

一目惚れを引き起こす因縁と霊障のまとめ

冒頭にも書きましたが、誰かに一目惚れをしてしまった場合、それが悪因縁の作用に拠るものか否かの判断は、主にその時期の運気が好調か不調かによって左右されます。なお、こうした運気の強弱というのは、四柱推命学や西洋占星術で算出される「個人の命運」とほぼ合致していますので、気になる方は生年月日時を用いた占術の占断結果を参考にしてください。

占いで言われる「運気の良い時期」には、本人の深層意識を司る霊体波動も総体的に安定しているため、悪因縁や悪霊からのマイナス干渉を受けにくいのです。逆に運が悪い時期にはそれが不安定になる分、死霊・生き霊を問わず様々な形での憑依を受けやすくなります。

以下、今まで述べた事柄を箇条書きにまとめておきます。

① 男女の出会い、とくに一目惚れは、正負を含めて過去の因縁や霊界からの関与が原因となって起きる。
② 運気が上昇・安定している時期の一目惚れはほぼ問題がない。その大半が良好な恋愛関係や幸せな結婚へ至る。
③ 逆に運気低迷期の一目惚れには要注意。自己の意識が負の因縁や霊障に操られた結果であることが多い。
④ ひとくちに負の因縁・霊障といっても具体的な原因は多種多様。そのため、詳細を確定するには霊能者のような専門家による判断が必要。一般には先祖や家系に関わる霊的干渉の発露である場合が多い。
⑤ ③のケースは後々、泥沼愛のトラブルに発展しやすい。しかも霊界次元が強く関与した特殊な現象であるため、自己解決は困難。霊能者や祈祷者によるお祓いが必要とされるケースもある

仮に③の条件に当てはまっていることが疑われるケースでも、いったん相手を好きになってしまった感情を圧し殺すのは困難です。そんな時には、試しに『愛染』へご相談いただければと思います。霊視や未来透視などの技法を通じて、予期されるトラブルを未然に防ぐとともに、すでに起きてしまった問題に関してもその迅速な解決のお手伝いをさせていただきます。

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