愛と霊の世界

霊能者秘密手記 私が手掛けた心霊事件 生き霊怨念が関係した鑑定エピソード ⑥

霊能者秘密手記 私が手掛けた心霊事件

愛染に在籍する霊能者たちがこれまで手掛けてきた豊富な鑑定事例の中から、とくに心霊体験や霊障などのミステリアスな要素が強くからんだ相談を選び、その解決までの経緯などをご紹介するコーナーです。

決められたテーマの下に毎回、先生からの短い手記の形式を取り、その内容を順次公開させていただきます。本格的な霊能鑑定ならではの、不思議と恐怖に溢れたエピソードをお楽しみください。

生き霊の怨念が関係した鑑定エピソード⑥

恋愛や結婚、あるいは公私に渉る対人関係の中で特定の相手から恨みを買ったり、逆にひどく恨んだりといったことが悩みのきっかけとなるのはよくある話です。しかしそこからさらに問題が泥沼化すると、相手の念が凝って飛来する生き霊の障りが起きることもあり、その被害は健康や仕事、恋愛などの支障として現れたり、場合によっては深刻な心霊現象を引き起こすこともあると言われます。

実際に当鑑定所ではその手のトラブルを抱えてご相談になる方が後を絶ちません。今回はそんな生き霊の被害に関する相談事のエピソードを集めました。

松の木に憑依する生き霊

松の木に憑依する生き霊

鑑定の最中に体験した話ではありませんが、生き霊と関連して気味の悪い現象に遭遇したので、内容は短いですけれど書かせていただきます。

一昨年、久しぶりに郷里へ帰省し、懐かしい旧友たちとも再会しました。そのままみんなで地元の居酒屋に集まってプチ同窓会のような雰囲気になったのですが、お酒の量が進むにつれて次第に怪談大会の様相を呈してきました。あそこの峠は出るとか、あの交差点は呪われているから事故が多発するとか。

じつは私が霊能鑑定の仕事をしていることは、地元の友人には一切明かしていません。それもあってか、どこかで聞いたような真偽不明の怪談話が延々と続いていたのですが、そんな中で気になることを言い出す人が現れました。その彼が言うには、「俺の家の近くに、人間の顔が浮かぶ松の木がある」と。

その瞬間、どういうわけかこの話だけは本物だと直感しまして、翌日あらためてその彼に連絡して問題の木がある場所まで案内してもらったんです。

そこは大きな庭を備えた和風建築の大邸宅でしたが、玄関に表札はなくて、見るからに荒れた雰囲気でした。事情を聞くと「この家、前は手広く土建屋をやっていたんだけど、去年その会社が潰れて今は空き家状態」とのことで、人の顔が浮かぶ松の木はその庭の中にある、というわけです。

不法侵入で訴えられるのを恐れつつ、その場所まで行きました。するとそこには立派な枝振りの黒松が生えていて、しばらく手入れがされていないせいで樹形は乱れていたものの、なかなかの風格が見て取れる大木でした。そのうちに「ほら、この辺り」と指差された箇所を見上げたところ、なるほどたしかに幹の表面に男の顔らしき模様がうっすらと浮かんでいたのです。それを確認した瞬間、思わず背筋に寒気が走りました。

(この木、生きている人間が取り憑いている!)と…。それで慌てて彼の手を引いて、庭先から一目散に逃げ出しました。

その時、私の脳裏に浮かんだビジョンを要約すると次の通りとなります。

前の家主と思われる初老男性が、泣く泣く豪邸を手放した際、庭の松の木に周到な呪いを掛けている光景が見えました。また、それと一緒に「俺の代わりにここに移り住む奴は皆、家族ごと根絶やしにしてやる!」という恨みの声まで聞こえてきたのです。

恐らく木の根元には、何か呪いの依代(よりしろ)が埋まっているはずです。気持ちが悪い話ですが、それはその男性の肉体の一部かもしれません。でも、本人はまだ自殺などはしていなくて、どこかの場所から毎日のように悪念を飛ばし続けていることも感じられました。

案内してくれた彼に、「この場所には近寄っちゃダメ。あなたはもちろん、奥さんや子供にもきつく言っておいて」と忠告しました。彼が「どうして?」と訊ね返してきたので、「あれは松の木じゃない。人間だよっ。生き霊が取り憑いて土地に根を張り続けてる!」と言っておきました。真意がどこまで伝わったのかは不明ですが、こちらの勢いに気圧されたらしく、その元同級生は半信半疑でうなずいていました。

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