因縁地獄 泥沼愛の霊的原因を探る ③ 生き霊の念が引き起こす泥沼トラブルの実例集~その3~ - 愛と霊の世界

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縁地獄 泥沼的原因を探る ③
生き霊の念が引き起こす泥沼トラブルの実例集 ~その3~

「恨みの生き霊はどのような形であなたの愛を蝕むのか?」 

生き霊の障りに起因した泥沼愛の諸相を考察する、シリーズ第3回の続きです。今回は付きまといやストーカーなど特殊な対人トラブルと重なる形でそれが現象化した実例を取り上げます。

ストーカーのトラブルと連動することもある生き霊の障り

生き霊を飛ばしやすい人間には、ある程度共通の特徴的な傾向が見られます。まず絶対条件として挙げられるのは、生来の情念や想念のエネルギー値が平均よりも高いタイプであること。なおかつ、そこへ人間性(人格・性格)の偏向が加わることで、他人に対して強い念の力で干渉しやすい、非常に迷惑なパーソナリティが成立します。

人間性の偏向というのは、

「根が暗くて、物事をネガティブに捉える」
「万事が自分中心主義。独善的で、周囲の人々を支配したがる」
「極端に自己愛が強く、その反面、社会性が低い」
「思い込みが激しく、物事が自分の思うようにならないと感情的になる」
「世の中に対する認知が著しく歪んでいる」

など、昨今の心理学で話題となっている反社会性パーソナリティ障害の定義と重なる部分が多いかもしれません。ただ、その手の用語で最も普及しているサイコパスはこれに当てはまりません。サイコパスというのは人間的な感情に欠損があり、他人に対する共感性を持ちあわせない人格障害であるため、感情の強さ≒念の強さとして考えると、生き霊を飛ばす条件から外れてくるからです。

定義が少し分かりにくいかもしれませんが、実際の鑑定実例に則してみるとより具体的な人格像が浮かび上がります。砕けた表現を使えば、要するに男女を問わず「陰に籠もって執念深い人」ということです。

恋愛や結婚といった愛情問題に限定しても、この手の人物から生き霊の念を飛ばされて深刻なトラブルに遭遇するというケースが多く見られるわけですが、それ以前に彼らは条件次第でストーカーや付きまといといった犯罪的な迷惑行為に走ることも多く、電話相談の場ではこれらふたつの事象が混在した相談を受けることもあります

次にご紹介するのも、生き霊を飛ばしてきた相手が過去にストーカー行為を働いていた人物だった、という鑑定事例です。

【生き霊の障りの鑑定事例 3】
「不審な男の影にまとわりつかれた挙げ句、恋人と破局…」

相談者 高木有希奈さん(仮名)・29歳・東京都

生き霊の障りの鑑定事例 3

「それが起きたのは、まだこのコロナ騒動が始まる前、2019年の秋過ぎのことです。その頃、2歳年上の男の人とお付き合いをしていたのですが、この異様な出来事が原因となって最後は別れることになってしまいました。一時は将来を真剣に考えていた相手だったので、今もまだ心の痛手から立ち直れずにいます。

恋人だった彼は勤め先での異動の関係で、都心へ出るのに電車を乗り継いで1時間以上掛かるような場所に住んでいまして、そのため週末の休みはともかく、平日の夜に気軽に会うということがなかなかできずにいました。

仕事がリモートに切り替わったこともあって、最近ではすっかり引きこもり生活となっていますが、私は本来、外で遊ぶのが好きなたちなので、恋人と頻繁にデートできないことが不満で…それで、反動というのでしょうか、その頃は毎晩のように遊び歩いていました。まあ、遊ぶと言っても、会社がはねた後に同僚と飲みに行ったり、目的もなく1人で街中をぶらつくくらいのことなのですが。

そんなある日、社内の廊下で隣の課にいる知り合いの女性に、『昨日の夜、高木さんのこと見掛けたよ』と話し掛けられました。

『8時くらいに新宿通りの△△△書店の辺りにいたでしょう?私、すぐ横を通り過ぎたんだよ』

『ホント?気がつかなかった。声を掛けてくれれば良かったのに』

『うーん、だってちょっと掛けづらいじゃない』

『どうして…?』

『だって隣に男の人がいたし、お邪魔かな~って』 『?』

背の高い男性と2人連れだったので、邪魔をしては悪いと思ってそのまま通り過ぎたのだ、と言われたのです。 たしかにその晩の同時刻、私は彼女が言った場所にいました。でも、初めから最後までずっと独りで行動していました。友達の親が経営しているお店でお夕飯を食べた後、書店に立ち寄って本を買って再び路上へ出た時、ちょうどにわか雨が降り出してきて…。あいにく傘を持っていなかったので、このまま濡れながら地上を歩くか、それとも雨を避けて地下街に降りるかなどと書店の出入り口に佇んで束の間、思案していたのです。そんな時、たまたま近くを通りがかった彼女にその姿を目撃されたというわけです。

『悪いけれどそれ、何かの見間違い。たまたま私の近くに立っていた人が、そういう風に見えただけじゃない?第一、彼氏は埼玉の奥地に住んでいるから週末しか会えないし』

『そうなの?変なこと言ってゴメンなさい』

『うん、べつに良いの』

と、それでその話はいったん終わったのですが、やがて他の人たちからも似たようなことを言われるようになり、だんだん不安が募りました。

次に同じことを言い出したのは、家賃を折半して同居している姉です。いつものように夜、帰宅したら、一足先に帰っていた姉に、『さっき駅前のスーパーの辺りで男の人と話していたでしょう?アレ、誰?』と訊かれ、思わず玄関で立ちすくんでしまいました。

たしかに最寄り駅を降りてから付近のスーパーに立ち寄りはしたものの、ただそれだけのことだったんです。店内でもまた外へ出てからも、誰とも話なんかしていません。

『何言ってんのっ?私、立ち話なんかしてないよっ』

『えっ?していたじゃん。声掛けようと思ったけど、ちょうど発車間際のバスに乗り込んだところだったからさ。でも、アンタが知らない男と話しているところ、そのバスの窓からはっきり見えたよ』

『それ、どんな男?』

『背が高くて痩せぎすの若い男の子。メガネを掛けているのは辛うじて分かったけれど、あとは暗くてよく見えなかった。その人、アンタのすぐ横に立って、馴れ馴れしく耳許に囁くような感じでさ、でもどう見てもM田さんじゃなかったし、変だなとは思ったんだけどね』

M田というのは当時の恋人の苗字です。もう黙っていられなくなって、先日、別の人からも同じようなことを言われたと打ち明けると、初めは狐につままれたような顔をしていた姉が、次第に真剣な表情に変わりました。

『ユキナ…そ、それってもしかして…霊に取り憑かれたとか、そういうことじゃない?!』

『やめてよ、馬鹿馬鹿しい!』と、その時は躍起になって否定したのですが…。

しかし、その後も同じ部署で働く数人の同僚などから、「さっき一緒にいた男の人、誰?」と判で押したように同じ台詞を投げかけられ、理屈では説明が付かないことが起きていると認めないわけにはいかなくなりました。他人の目には見えているの私にだけ見えない男…、そんな異様な存在に付きまとわれていることが本当に恐ろしく、やがて恐怖感に対するストレスから体調を崩してしまい、会社の仕事にも支障が出始めました。

彼との関係がギクシャクし始めたのもちょうど同じ頃で、これといった大きな理由はなかったのですが、LINEや電話でのやり取りをする回数が徐々に減っていき、週末にデートすることもほとんどしなくなりました。あえて言えば毎日、身体の具合がどこかしら悪くて、そのせいで彼にも無愛想な態度を取ってしまったのが破局の原因かもしれません。1度だけ自分の身に起きている不可解な現象について彼に打ち明けたこともあったのですが、まるで信じてくれませんでした。それどころか、「俺と別れたくて作り話をしているんだろう」と酷い捨て台詞を吐かれ、それきり連絡が途絶えてしまったのです。

私に付きまとう謎の存在(霊?)…これについては、じつはひとつだけ心当たりがあるのです。でも、私が知っているその相手は、皆が証言している背の高い痩せぎすの容姿ではありません。それ以上はもういくら考えても答えが出ず、こうなったら霊能者に頼るしか術がないと思いました。それで姉からのアドバイスも参考にして、愛染さんにご相談することを決めました…」

相談の電話を受けたとたん強烈な念波を感じ取り、生き霊の影を感知!

以上、当事者には見ることも感じることもできず、他人だけに見える謎の人影に付きまとわれるようになり、それを契機に心身の不調や不運な出来事が続発するようになった、というご相談でした。泥沼愛というテーマからは少々逸れていますが、私が携わった直近の事例の中でも、とくに生き霊の障りがはっきりと現れていたケースであったため、今回あえて取り上げさせていただきました。

見えない存在に付きまとわれるというのはいかにも怪談じみた話ですが、鑑定相談の仕事を長くやっていますとこの手の訴えにはたまに遭遇します。もっともその中のおよそ5割は単なる錯覚や思い過ごし、残り半分のうち4割がストレスや鬱、情緒不安定などメンタル面の不調に伴う幻覚的な症状で、本物の超常現象と認定できるのは1割にも満たない数なのですが。

いずれにせよ世間的な常識に囚われた人、普段から目に見えない世界に対する理解や見識のない人などは、万が一そうした不可解な出来事に遭遇しても超常現象であるとはなかなか認めませんので、周囲の人々が一時的な幻覚に陥ったのではないか、あるいは自分自身の精神がおかしくなったのかと思いつめ、そのまま袋小路にはまり込んでしまいます。しかし、このご相談者の場合は、同居するお姉さんがたまたま占いやスピリチュアルなどの世界に慣れ親しんでいたことから、「こういうことはその道のプロしか解決できない」と諭され、当鑑定所にご相談いただきました。

鑑定のスタートと同時に、電話越しにもすぐ分かるほどの強烈な念波の流れが感じられたので、これは生き霊の障りが関係した事案であろうと予想し、実際にその通りでした。

相談者にはストーカーの被害を受けた過去があった。しかし…

掲載した手記では省略していますが、じつは高木さんは学生時代の一時期、ある男から付きまといの被害を受けていました。その相手は当時、同じ学部に在籍していた男子学生で、語学の授業で知り合ったことが縁で短い期間、交際していたそうです。しかしその後、他に好きな人ができたため、彼女の方から別れを切り出したところ男は納得せずに粘着、約半年に渡ってストーカーまがいの嫌がらせをされたとお聞きしました。

バイト帰りの深夜近く、アパートのドアの前で待ち伏せされることもあったため、実家の両親はもちろん、最寄りの警察にも相談したそうですが、それからほどなく男は大学を中退、彼女の前からも姿を消してしまったという経緯でした。

つまり、その時の元カレの生き霊が、どういうわけか今頃になってまた自分に関わり合ってきたのではないか?そんな不条理な疑念が相談者の脳裏を掠めていたわけです。しかしその一方で、彼女が知るその男は「全然、背が高くないし、別に痩せぎすというわけでもなく、むしろどちらかと言えばガッチリした体型」であったと…。

生き霊は自分とは全く別の姿に擬態することもある

その後、過去の状況を踏まえた上であらためて詳しく霊視した結果、やはり一連の怪現象は生き霊の障りが原因であり、その生き霊を飛ばしているのは過去、相談者に付きまとっていた男であると断定しました。しかしそうなると今度は、複数の人々に目撃された謎の人影と、当人の容姿との違いをどう説明すれば良いのかという問題が出てきます。

これについての答えを簡単に申しますと、「他の様々な死霊や悪霊の類いと同じく、人が発する生き霊の念もまた他者の姿に擬態することがある」ということです。

私が過去に手掛けた案件でも、同じようなことは度々ありました。例えば当初は狐の霊の祟りだと思われていた怪事がよくよく調べると狐に化けた人霊の仕業で、しかも霊体を形成している念はまだ生きている人間が発していたものであったとか、住居に若い女の霊が出現するという相談を受けて直接、霊視したところ、その実体もまた生き霊で、しかも飛ばしていた本人は兼ねてから相談者とトラブルになっていた隣家の老女であったとか…枚挙に暇がないとまでは申しませんが、とにかくさほどのレアケースではないのです。

高木さんによれば、男は当時、自分の身長が平均よりも少し低いことを気に病んでいたらしく、2人の関係が良好だった時期でさえ背の高さに関する話題はタブーだったそうです。もしかしたら彼は自分が理想とする身長と体型に化身して、再び彼女の前に現れたのかもしれません。

長期のタイムラグ、さらに動機が曖昧なまま生き霊の障りを受けるケースは案外と多い!

また、8年以上のブランクを経て、どうしていきなりその生き霊が彼女に取り憑いてきたのか、そのそもそもの動機の部分も最後まで不明でした。通常、こうしたことは生き霊側の意識を探れば自ずと分かるものなのですが、このケースに限ってはこちらがいくら思念を読み取ろうとしても、恋慕と執着、さらに怨念が入り交じった生々しい感情が跳ね返ってくるだけで、他に言語化できるほどの内容は見当たらなかったのです。もっとも生き霊の障りに限らず、霊憑依現象ではこれもまたよくあることで、むしろさしたる動機や因果関係もなく、不意に襲いかかってくるのが悪しき霊全般の特徴であるとも言えます。

それでも相談者が納得できる回答を見出したいという思いが残り、時間の許す範囲で遠隔霊視を試みました。が、生き霊を飛ばしていた当の男が東北地方のいずこかと思われる山深い場所で半ば世捨て人のような暮らしをしているビジョンが見えた他は、さしたる情報は得られませんでした。あるいは人生に挫折した孤独な生活の中で、ふと学生時代に経験した恋愛について思い起こし、そこから無意識に想念を増幅させて生き霊を飛ばすに至ったのかもしれませんが、それはあくまで私個人の推測です。

なお、高木さん自身が自分にまとわりつく生き霊の姿を最後まで見ることがなかったのは、単に霊的な感受性が鈍い体質であったからなのですが、事の解決に際しては却ってその鈍さが幸いしました。霊的に敏感な体質者の場合、いったん霊の念波を追い払ってもすぐに再憑依される危険性が残るため、大抵は複数回にわたって除霊や呪詛返しなどを行なうことになるのですが、彼女にはそうした心配もなく、生き霊からの干渉を完全に遮断することができました。

トラブルの余波を受けて破綻してしまった恋人との関係については、今のところは修復が難しい状況が続いているようですが、復縁の可能性がわずかに窺えるので、もし今後、その問題についてもご相談いただければ誠心誠意、対応させていただくつもりでおります。

最悪の地獄パターンは、ストーキングと生き霊の障りの両者が絡む泥沼愛

この事例には不倫や三角関係、略奪愛といった男女関係の泥沼に見られる要素は含まれていませんが、ストーカーや付きまといといった行為に走る人間は概して念の力が強烈で、生き霊も飛ばしやすいということを皆様もぜひ考慮していただきたいと思います。

お客様から相談される様々な悩み事の中で、私が最悪のパターンであると感じるのは、ストーキングや付きまとい、セクハラなどの犯罪的行為と生き霊の障りが重複し、しかもそれが不倫や三角関係、略奪愛などの泥沼的構図の中で起きているケースです。こうした深刻なケースの場合、個人のプライバシー保護に抵触する部分があまりにも多すぎて、WEBなどの公的な場ではご紹介することができません。その辺の実情もお察しいただいた上で、参考にしていただければ幸いです。

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