精神を満たす、“気”を操り整える術
気とは
気を操り常に安定させていれば、開運・幸運は向こうからやって来る!
人には五感で受ける認識の他に、第六感を通してしか感じ取ることのできない、もうひとつの力があると考えられています。それがすなわち“気”であり、インド哲学で言うところの“プラーナ(梵)”のことです。見えないエネルギーの一種で、気はすなわち、血管を流れる血液と同じものと考えて構いません。人の場合は、チャクラと呼ばれ気が集まる正中の場所から伸びる気道というものを通り、思考や感情、念を全身に運んでいるのです。“病は気から”という格言は、精神的に沈んだ状態では気が全身を廻らず、本当に病気になってしまうことを言います。良い気を身にまとっていれば、それだけ精神も安定し、運気を引き寄せ人付き合いも上手くいきます。なにより他からの悪気を寄せ付けることもなくなります。
気の流れを読む
もっとも、気は体内のみを廻るわけではありません。実は身体から1メートルくらいの範囲まで放出して広がっているのです。ですから逆に、外部の影響を受けやすいとも言えます。なにより気は常に動き続けているものであり、たとえそれと感じなくても、時間や場所によって容易に変化します。外部の悪気を受け続けると何をやっても上手くいかない。逆に誰かの良い気に触れると自分の運気もつられて上昇する、そんなこともあります。気をコントロールすること、それが開運への近道とも言えるのです。
また、気はなにも人間だけに宿るものでもありません。食べ物にも、植物にも、建物にも宿るのです。ご承知の通り、建物の気を読み解いて活かすのが風水というわけです。風水に従い、建物に宿る気の流れに上手く乗れば、そこは理想的な環境となります。人、物から流れ出た気は、それこそ空気と同じように、そこかしこで見えない大きな潮流を作って渦巻いているのです。
気の流れを読む。それは基本的に風や水と同じと思って構いません。調子の良い、まっすぐ進むときは勢いを持ち、壁に阻まれたときは停滞します。他の気に便乗して大きな流れを作り出すこともあれば、足を引っ張る気に捕まると気持ちが後ろ向きに陥ります。気の流れは、身体の内外問わず一定ではありません。周囲の物や人から、常に影響を受けているのです。
“気”を整えるには?
では良い気を常にまとっていれば、毎日の生活は良くなるのでしょうか。そう、その通りなのです。気を活性化した状態にするには、気の『質』と『流れ』を清浄に保つ必要があります。では、身近に置くことで気を整えるアイテムをご紹介しましょう。
気の質を整える
●水
水、特に蒸留水や天然水のような清潔な水は、飲んでも身近に置いておくだけでも、体内のエネルギー補充を行ない新鮮な気を作り出します。さらに、川沿いや滝や噴水のような動きのある水を近くで浴びることによって、淀んだ気を新しい良質なものに入れ替えることができます。
●音
音が伝わるのは空気の振動であり、それが気にも伝わって影響を与えます。好きな歌や心地良い音楽を聴くと、気の質が高い位置で安定し、精神が穏やかになって創造性や感受性が増してきます。万人が不快感を受けない音は存在しませんが、水滴が落ちる音や自然音などは、気を良質にするとされています。
●塩
古来より塩は、清めや縁起に欠かせない物とされています。それらと同じように、気を良質に保つには、粗塩が適しています。粗塩は悪気を振り落として払い除け、あるいは塩の結晶が悪気を吸収する力があります。悪気を吐き出し、良気を呼び込みます。また上で述べたように、気は人以外にも宿ります。粗塩をお皿に敷いて家の西側に置くことで、金運の気を呼び込みます。
気の流れを整える
●植物
人以外でもっとも気を持っているのが植物です。特に花を咲かせる植物は、周囲で気が淀むのを防ぎ、常に動きのある気の場を作り出します。さらに植物は、停滞した流れを速めたり、逆に速くなり過ぎた流れを緩やかにしたり、調節して上手く適応させてくれるのです。
●鏡
鏡は気の進む方向を変えることができます。つまりマイナスのエネルギーが溜まった場所に、外から気を導き入れて場の気を好転させたり、部屋の隅など気の掃き溜めにエネルギーを送ったりできます。鏡の表面は常に磨いて綺麗にしておくことで、気の流れに与える力を保つことができます。しかし鏡で気の流れを整える際には、いくつか注意事項があります。まずは、鏡同士を向き合わせて設置しないこと。次に、ドアや窓の正面に、外側に向けて設置しないこと。床に設置する際は、直接置かずにクッション材を敷くこと。そして鏡は、大きければ大きいほど良いとも付け加えておきます。
好ましくない“気”を避ける
動きの速い気
気は絶えず流動的であり、動きの速い良い気に乗れると、開運を即座につかめそうですがそうでもありません。車の運転と同じで、速ければ目的地に着く時間も短縮されますが、事故に遭う可能性が増します。気もまた、速い気に乗れば障害物にぶつかり大きな反動を受ける可能性が高まるのです。また、速い気はそれだけで人を不安にさせるもの。よく喋る人が放つ気や、長い直線の道で流れる気には乗せられやすいので注意が必要です。
淀んだ気
暗く奥まった場所や乱雑に散らかった場所、人の出入りが少ない場所、汚れたり陰気な服装をした人やマイナスの発言、思考を持っている他人との接触など、あまり好ましくない気がそれらには溜まっています。そんな環境に身を置くことは、自身の気の循環に悪影響しかもたらしません。
反発しあう気
初対面で特に理由も無いけれど駄目だと感じた相手とか、便利で何度か使ってみても決して手に馴染まない道具とか、「あれっ?」と思うような感覚に陥るのは、磁石の同極のようなものです。お互いの気同士が反発しあっているのです。人の第六感は、霊能力の有無にかかわらず、ときに正確な良い悪いにかかわらず未来を感じることができます。合わない、と直感的に気付いたら、深入りしないことが賢明でしょう。
体内に流れ、また自分以外の人・物からも影響を受ける“気”。良い気を取り込み上手く安定した流れに乗れば、行動や思考がすべて開運につながり、また健康も保たれます。常に体内の気の流れを意識して整え、悪気には近寄らないことで、幸福な日常はおのずと訪れますのでぜひ気にかけてください。
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