霊能力者の恐怖の心霊体験
私が過去に浄化した、とある土地の話
長い間、霊能力を使って霊能者あるいは除霊師という仕事をしていますと、偶に大物の悪霊と遭遇することがあります。私が今回お話しするエピソードは、長い霊能者生活の中で身の危険を感じた依頼の一つです。
7、8年ほど前の話なのですが、私は電話占いで除霊の依頼を受け持っていました。その依頼をこなしている内に妙な事に気が付きました。悪霊に取り憑かれたという依頼が、とある地域でのみ異常に続発していたのです。
これは妙だと思っていたその時、電話占い師が大勢所属する霊能力者の集いから連絡がありました。その内容とは、「某地域で悪霊が集団発生している」という内容のもので、我々霊能力を持っている霊能者は、これ以上被害が増えないように土地を浄化してもらいたいという依頼があったというものでした。
その某地域とはもちろん、私が電話占いで多くの悪霊に取り憑かれたという話を聞いてきた地域でした。そして霊能力者の集いからその霊達は大変に数が多いという話を聞きまして、私も土地の浄化に参加する事を決意致しました。私も電話占いで多くの犠牲者の方と接しておりましたので、なんとかしなくてはならないという強い気持ちがあったのです。幸いにもその仕事の依頼主は、出来るだけ大勢の霊能者を探していましたので、私の除霊に参加したいという要望は快く承認されました。
霊能力者の集いから連絡があって10日程経過し、ついに土地の浄化が決行される日となりました。
土地そのものに宿る悪しき流れが浄化されれば悪霊も住みにくくなりますので、この地域からの心霊現象も少なくなります。しかし、それを許すような悪霊ではない事を私は電話占いでの多くの依頼で知っておりました。それは今回の浄化が大変危険なものになるという事を表しています。 その土地は広く、私たち霊能者は地域ごとに分かれまして土地を浄化する事となりました。
霊を打ち払う清水を撒きながら広い地域を歩き回り、要所で盛り塩をして霊が住みにくくするという一日では終わらない根気のいる仕事なのですが、これで悪霊からの被害が無くなる事を考えますと絶対に誰かがやらなくてはならない事であり、それが出来るのは霊能者のみですので、改めて気持ちを締め直して除霊の心構えを持ちました。 私の担当地域は西の山手側となりました。この地域は人通りが少ないのですが、長い道路があり自動車事故が多発しやすい地域だそうです。この土地の中でも悪霊が集まりやすい場所に溜まるとされる瘴気の濃度が非常に濃い場所で、おそらくこの場所で自動車事故が多く起こるのも、悪霊の影響が少なからずあると見て間違いないでしょう。
土地の浄化は初日、2日、3日と順調に進みました。ただし、長い道路を歩きながら清水を撒きますので、大変体力を使いました。さらに一部の霊は盛り塩をしようとしますと抵抗し襲い掛かってきました。これらの霊を除霊によってあの世に帰し土地全体を浄化するという我々の行動は、実は珍しい事では無く人知れず行なわれているのです。……そして疲れが頂点となった最終日に事件は起こったのです。
恐怖の霊トンネルの浄化に挑む
私の担当地域の北部。この土地全体から見ますと北西となります。霊能力の世界では有名なのですが、北西は鬼門と呼ばれており霊が集まりやすい方角なのです。それはこの土地でも例外では無く、進めば進むほど霊の姿が確認できました。ただし全ての霊が悪霊というわけではありませんので、極力霊を刺激しないように清水を撒いて道路周りには霊は近寄れないように浄化しました。……そんな中、特別に危険な地帯と遭遇したのでした。
その場所とは、長さ1キロメートル足らずのトンネルでした。トンネルは太陽の光が届きにくい場所ですので、どの時間帯でも真夜中と同じように霊が活発に行動しやすい場所なのです。加えましてここはこの地域の鬼門でしたので、わずか徒歩30分程度の長さに無数の悪霊が潜んでいるという、まさにこのトンネルは悪霊の魔窟と化しておりました。
悪霊の数が多すぎる場所でしたので、私はすでに担当地域の浄化を完了させた霊能者と連絡を取り、チームでトンネルの浄化に挑みました。そうでもしなければ私のほうが悪霊に精神を汚される危険を感じるほどに、トンネル内の霊は質も数も恐ろしいものだったのです。
6人ほどで固まって行動し、清水を短い周期で丹念に撒きます。しかしそれでもトンネルに一歩踏み込むごとに、「ここは何所なんだ!」「苦しい!助けてくれ!」といった呻き声が聞こえてきます。その声は私たち霊能者の頭の中をぐるぐると回り、吐き気を感じるほどでした。霊能者の私たちでもこれだけの悪影響を受ける場所ですので、霊能力を持たない一般人がこのトンネルに入り込みますと冷静な判断力を失い事故を起こしてしまうでしょう。そして亡くなった人はこのトンネル内を彷徨い、また別の人間が犠牲になるという悪循環を招いていたのです。
こんな悲しい死の連鎖は絶対に繰り返してはなりません。私たち霊能者は団結し、トンネルの内部全体に念を込めて塩を撒き、そこに住んでいた霊たちを還るべき場所に逝くように説得しながらトンネル内を横断し、ついにトンネルを霊の居ない空間に戻すことが出来ました。
私たちの苦労の甲斐あってその後その地域から悪霊による除霊依頼はほとんど無くなりました。ただし除霊に参加しましたメンバーは、数多くの霊に干渉してしまいましたので頭痛などの体調不良が続き、私を含めましたあのトンネルを浄化した霊能者に至っては数日間寝込んでしまうという重症となってしまいました。しかし私たちは後悔はしていません。人間と霊とのトラブルを解決できる霊能者という仕事に誇りを持っているからなのです。
もしも霊に取り憑かれてしまった時にはどうすればいいのか
今回の仕事で皆様に伝えたい事があります。それは興味本位で霊の集まりやすい地域に足を踏み込んではいけないという事です。我々のような霊能力者は霊に対抗する方法を心得ているのですが、一般人の興味本位の行動というものは、特に霊を刺激してしまいます。さらにいいますと、霊による悪影響は霊障といいまして、これは病院では異常が見つかりません。生活に支障をきたす様な状態にならない為にも、早期に除霊をしなければ恐ろしい事になるでしょう。
全ての霊が人間に危害を与える悪霊という訳ではありません。誰もが死ねば霊となります。それはこの私も例外ではありませんし、このサイトをご覧になっているあなたにもいえる事なのです。霊として静かに暮らしているところに、興味本位の人間に土足で踏み入られる自分を想像してみて下さい。大変迷惑で気分の悪い行為だという事が解るかと思います。
しかしどんなに霊を怒らせない様に気をつけましても、些細な行動が霊の怒りを買うということがよくあります。人間にとっては悪気の無い行動でも人間と霊の心は一方通行ですので、何がいけなかったのかという話し合いすら出来ません。
もしも霊のトラブルに巻き込まれてしまった時には電話占いまでご連絡下さい。我々霊能者がトラブルの原因を解明しまして、あなたから離れるように話をつけます。霊の集まりやすい場所とは知らずにその場所に入ってしまったという方も電話占いを利用して下さい。説得に応じない悪霊を力ずくで追い払えるのは霊能者しか出来ないことですので、何か異常を感じている方はお早めに我々に相談して下さい。
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