悪い霊にとりつかれると起こること、悪い霊にとりつかれやすい人の特徴･･･あなたは知っていますか？悪い霊にとりつかれた人から身を守るすべとともにお伝えします。

悪い霊ってどんな霊？

そもそも、悪い霊とはどんなものでしょう？よくいわれる悪い霊3種類を見ていきます。

浮遊霊

最も害の少ない霊です。文字通り浮遊＝フラフラしていることが多く、ひょんなことから人にとりつくことも。しかし、正しく生きるなど「悪い霊にとりつかれない」状態になっていれば、基本、とりつかれることはありません。

地縛霊

なかなか厄介な霊です。特定の場所に何らかのネガティブな気持ち、たとえば恨みや憎しみを持ったままとどまっています。とりつかれると、おかしな言動をするなど異変が生じることも多いですし、それなりの能力を持った人でないと祓うことができません。ただ、文字通り地に縛られています。そのため、その場所に行かなければ遭遇することもないため、安心です。

生き霊

こちらもなかなか厄介な霊です。浮遊霊や地縛霊は死んだ人の霊ですが、こちらは生きている人の霊となります。生きている人が何らかの思念を持ち続けることで生まれる霊です。その思念とは、ネガティブなもの。

恋愛：「あの人が好きなのにどうして振り向いてくれないの？」

友人：「あの人が妬ましい」

このような思念を持ち続けるうちに、魂だけが離れ、対象者の元に生き霊として辿り着き、とりついてしまうのです。ただ浮遊霊と同様、自身をきちんと保っていることである程度防げます。

悪い霊にとりつかれるとどんなことが起こる？

悪い霊にとりつかれると、どんなことが起こるのでしょう？

ネガティブな気持ちが増える＆行動に移す

ネガティブな気持ちを持つことが増えます。たとえば、妬みやそねみ、恨みや憎しみ。もちろん、生きていればネガティブな気持ちが芽生えることはあるでしょう。そして多くは、時間が過ぎると落ち着いたり、違う見方ができるようになってポジティブになったりします。しかし悪い霊にとりつかれたときのネガティブな気持ちというのは普段と違うもの。なくなったり落ち着いたりすることがなくどんどん増えてしまうのです。「あの人が嫌い」「うまくいっている人が妬ましい」そうした気持ちに埋め尽くされ、冷静な気持ちは減っていきます。始終そんな状態になってしまうので、人間関係や仕事、恋愛にも影響が出るでしょう。

また、これらを行動に移すことも増えてしまうのです。「あの人が嫌いだから嫌がらせをしよう」といったかたちで、その人の邪魔をしたり人を集めて集団で嫌がらせをしたりしてしまいます。ネガティブな気持ちが芽生えた際、多くは自分だけの胸にとどめたり、ごく親しい人にだけ打ち明けたり、と限られた範囲で処理しますよね。しかし悪い霊にとりつかれると、それを抑えることができなくなり、行動に移して迷惑をかけるようになってしまうのです。

心身の健康に異常をきたす

悪い霊がつくと、心身の健康が崩れやすくなります。心の面は、前述した「ネガティブな気持ちが増える」という状態です。では体の面はどうなるのでしょうか。い、風邪を引きやすいといったことが増えます。これらは、ささいな体調不良ですから、数日休むだけで回復することも多々。しかし悪い霊にとりつかれると、治る間もなくずっと具合が悪くなる…という状況になってしまうのです。その症状は、何となく具合が悪いといった本当に微々たる体調不良から、発熱や頭痛のように明確な体調不良までさまざま。心身は連動していますから、たとえ微々たるものでも、ずっと体調不良が続くことで、心にも悪影響を及ぼすでしょう。

悪いことが続く

悪いことが続くときは誰にでもあります。数回程度ならよくある話ですし、断捨離やリセットに向いている時期などでも悪いことは増えます。ですがこの場合は、悪いことに見えても、必要な時期だったと後から思えることも多いのです。では、悪い霊にとりつかれたときの悪いこととはどんなものでしょう？それは、ありえない状況での悪いことです。たとえば、

• もう少しで成功という瞬間に、他人にその手柄をさらわれる
• ストーカーに会う

など、急転直下だったり命の危険を感じるものだったりといった悪いことが増えるのです。

また、多くは急転直下になるため、衝撃や悲しみでしばらく立ち直れない状況になることも多々あります。

欲が激しくなる

多少の欲は、目標達成や自分への刺激となるでしょう。しかし、悪い霊にとりつかれた場合、「依存症」や「過剰な執着心」といった良くない状況になります。たとえば性欲なら性行為に対して依存症になったり「誰でもいいから」と自暴自棄のような状態になったりします。名誉欲や金銭欲なら、それを手に入れることに過剰な執着心を持ち、手に入れるまでなりふり構わなくなるでしょう。またこの場合、承認欲求が激しくなったり、人を蹴落としたり、と常軌を逸した行動にも出やすいです。

悪い霊にとりつかれやすい人の特徴4つ

悪い霊にとりつかれやすい人の特徴4つを見ていきます。

１．心が不健康

部屋にこもりっきりだったり、気分転換ができなかったりすると心は不健康になります。心が不健康というのは、別の視点から考えられなかったり、「これはこうだ」と思い込んでしまったり･･･という状態のことです。

こうした心が不健康な状態は、悪い霊から見ると「とりつきやすい」「自分と同類」というもの。悪い霊に隙を見せることと同じなのです。

２．体が不健康

寝不足が続いたり、食事をおろそかにしたり、自分をいたわることが少なかったりすると体は不健康になります。これも悪い霊に隙を見せる状態と同じです。

３．感謝より愚痴や文句

多少の愚痴や文句は精神を保つため重要でしょう。誰かと話して愚痴を聞いてもらいすっきりした、といった経験は多くの人がしています。しかし、愚痴や文句が多い状態になると、悪い霊に隙を与えてしまうのです。

愚痴や文句が多い状態とは、何においても悪いところばかりを見ている状態のこと。またこれにより、すべてを周りのせいにします。そしてどんどん文句が増えてしまうのです。

４．他人軸

他人軸とは、自分の中に軸がない状態のこと。「誰かが～と言ったから」「周りが～だから」といった理由で何かを決めることはしばしばあります。たとえば、尊敬している人や身近にいる親しい人の影響で何かを始めるなど。これも他人軸の一つですが尊敬や親しさからきているため、新しい何かを得たり世界が広がったりすることが多く、素敵なことといえます。

では、どんな他人軸が良くないのでしょう？それは決定の責任を他人のせいにする点です。悩みを誰かに相談し、相手の回答によって物事を決めたものの、うまくいかなかった･･･そんなときどう考えますか？自分の中に軸を持つ人は「相談によって回答を手助けしてもらえたのは事実だけど、決めたのは自分」と考えます。しかし他人軸の人は、「あの人がああ言ったからこう決めたのに…悪いのはあの人だ」となってしまうのです。

悪い霊にとりつかれた人に出会ったらどうすればいい？

もし悪い霊にとりつかれた人に出会ったら、どうすればよいのでしょう？

悪い霊にとりつかれた人から離れる

まず、物理的に距離を置きましょう。できるだけ連絡を絶ち、誘いがあっても会わないようにするのです。

悪い霊にとりつかれた人に会うと、健康な人は元気を吸い取られるため、顔色が悪い、げっそりしてきた、といった状態を招きます。それは周囲から見ても一目瞭然なほどです。また、会うことで「悪い霊の持つ邪気に引きずられる」ことも。あなたの健康を保つためにも、物理的に距離を置くことがベストでしょう。

言うことややることを気にしない

悪い霊にとりつかれた人に何か言われたりされたりしても、できるだけ気にしないように努めます。俗にいう「スルー」ですね。言うことに共感したり、やることに同調したりすると、悪い霊にとりつかれた人と波長が合います。するとあなたは悪い霊に仲間だと思われ、別の悪い霊にとりつかれることも。そして、引きずり込まれてしまうのです。

自分自身を正しく保ち、バリアを張る

自分自身を正しく保ち、バリアを張りましょう。

• 心身を健康にする
• 自分自身の考えを持つ
• 感謝する

このように美しく生活すると、自分自身を正しく保つことができます。そしてこれにより、悪い霊が近寄れないバリアができるのです。悪い霊にとりつかれた人から見ると、隙がないため、手の出しようがありません。結果、悪影響がもたらされることもなく、平和に生活できるでしょう。また、自分自身を保つことで自然と「悪い霊にとりつかれた人」から身を守る行動を取るようになります。前述した「悪い霊にとりつかれた人から離れる」「言うことややることを気にしない」、これらを意図的に行わずとも、自然と実行するようになります。

たとえば、街中で偶然会った知人のAさんと話が盛り上がって今度カフェに行くことになりました。しかしAさんは悪い霊にとりつかれています。このままカフェに行けば、あなたも悪い霊の影響を受けるでしょう。しかし自分自身を正しく保てていれば、何らかのサインを受け取ることができるため、自然と回避できるのです。
サインとは、

• 何だか行かないほうがいい気がする
• Aさんと会った後何だか体がおかしい
• 日取りを決めようとすると何故か予定が合わない

といったもの。こうしたサインによりあなたは「行くのをやめよう」となります。結果、自然と回避できるのです。