神通力(じんつうりき) - 占術紹介

占術紹介

神通力(じんつうりき)

霊能力や霊感の類語表現の一つとして主に東洋文化圏で用いられる言葉。厳密な語源は仏教用語であり、仏や菩薩が持っている、人の領域を超える力のことを指します。
仏教用語における神通力として代表的なものは六つあり、これらは六神通と呼ばれます。瞬間移動や千里眼を可能にする神足通、その場にないものの音を聞く天耳通、人の心を読む他心通、魂の記憶を読む宿命通、現世の物事の流れを読む天眼通、悟りの能力とされる漏尽通です。読んでの通り、現代の霊能者が用いる透視や霊視と通じる要素も多く、東洋系の霊能術のベースとなっているものの一つと考えられます。
現代の霊感占いにおいて神通力という言葉が用いられる場合、それは東洋系の修行を積んだ霊能者による鋭い霊感、詳細な霊視、未来予知、またそれを用いて行う占いの鑑定、といった意味と捉えて良いでしょう。

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