同時期に転職入社した彼と私。私の方が２歳年上で業界経験もあり、なにかと頼られていました。そんな彼に入社のときから実は片想い。でも“もしも・・・”を考えてしまい、気まずくなるのが怖くて告白はできません。ですが先日、彼が取引先との合コンで出会った女の子と付き合い出したとの噂が！ショックだったし、後悔から愛染の夜科アゲハ先生に泣き付く形で電話しました。「残念だけど、彼が貴女に恋愛感情を抱くことは今のところ皆無ね」とカウンターパンチ。しかし諦めそうになった私に「でもチャンスは来ますね。ただそれまで貴女が待てるかしら。見たところ彼と今の彼女は、周囲の反対もあって長くはないわね」と言うのでした。１０ヶ月待てば、彼は彼女との不仲と仕事のトラブルで私に頼ってくるから、そのとき真正面から受け止めれば必ず報われる姿が先生には見えたそうなのです。そしてまさに１０ヵ月後、元気のない彼の姿を職場で見掛けて、相談に乗ったらホントに先生の言った状況！年上のお姉さんのように話を聞いていると、お礼に食事に誘われ、それから私に彼氏がいないと知るとあとはもうトントン拍子でした。

先生から

まず彼の心に、相談者に対する恋愛感情がまったくないと見えました。しかし時間を追って見ますと、１年以内に恋愛の接点が生じる機会が一度だけ訪れることを予感させられたのです。それまでは待ちの姿勢で、なおかつ心がブレないよう念を押しました。彼女が結果的に彼をモノにすることも見えておりましたが、それは言わずに強い意志と大らかな愛情を保ち続けさせました。それに彼が実はお姉さんタイプが好みということもわかっていましたし、一度結ばれると上手く行く二人が浮かんできましたから。